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2021年07月08日

光を読んで撮影する 写真講座7

いよいよ真打ち登場の様相ですが、これが一番むずかしいのです。

光を読んで撮影する 写真講座7
まず光と一言で言っても、光芒や木漏れ日、玉ボケ、レンブラント光線や月の道など
光そのものを撮影するということもありますね。


光を読んで撮影する 写真講座7


今回は、そういった光そのものではなく、光を利用しながら撮影してみるという方法です。
人工的なものだとフラッシュやライティングなどがありますが、
そういったものでなく太陽光線を利用して撮影してみようということです。


トップのススキの画像では、夕日を一身に浴びたススキを特化して撮影しています。
ススキの穂のようにほわほわしたものは、光を浴びるとキラキラと反射するので
日中でも夕日でもキラキラと撮ることができます。
日中であれば斜光の当たる時間(太陽の光が斜めに来る)を選んで撮影しましょう。
ちなみにトリミングをしています。


さあ、実践してみましょう。
やはり室内は光を考える上では、いろいろと工夫ができます。
こちらは、レースのカーテン越しに斜光をとりこんでいます。
背景から入ってくる光が、レースのカーテンによってやわらげられるので、
布地も柔らかくやさしい雰囲気を作ることに成功しました。
キャンプだと、タープに薄地の白っぽい布を垂らして撮影すると、奥様3倍くらい美しく撮れますw


光を読んで撮影する 写真講座7


こちらは顔の一部にわざと光を入れて撮影しています。
キャンプでも、カップだけに光を当てたり、かなり応用が利く撮り方だと思います。


光を読んで撮影する 写真講座7


こちらはかなり高等技術ですw
レースのカーテン越しに室内からベランダにカメラを向け、カーテンの裾だけなびいた瞬間にシャッターを切りました。
撮影方法はカメラをいじっていると、もしくは対象に向かっているといろいろとアイデアが浮かんでくるので
何でも試してみることです。


光を読んで撮影する 写真講座7


花の撮影は高曇りが撮りやすいと言われています。
直射日光が強いと、花の種類によっては照り照りとした写りになってしまいます。
そういう時には、太陽を背にして、自身で花に影を作って直射日光を遮ってあげます。


光を読んで撮影する 写真講座7


先ほどの猫の作例のように、1ポイントだけに光を当てても面白いと思います。


光を読んで撮影する 写真講座7


次に室内での花の撮影です。
普通にレースのカーテン越しや曇りガラス越しの斜光が一般的です。


光を読んで撮影する 写真講座7


がちょっとやり方を変えてみるのもまた勉強です。
こちらは北向きの窓からのゆるめの光です。
もうちょっと花に南からの光が入るかなと思ったのですが、家が広すぎましたw
ちなみに、ものによってはフラッシュ炊いていいと思うのですが、、
植物にフラッシュは自然に仕上がらないので、私はやらないです。


光を読んで撮影する 写真講座7


最後に光を取り込むうえで、忘れてならないのはWBです。
RAW撮影でレタッチ前提なら、いつでもオートでいいと思います。
JPEGでの撮影ならオートもいいのですが、
私の感覚だと、晴天モード(色温度5500k)は曇りでもそこそこいい色加減に撮れます。
あと曇り、日陰モード、蛍光灯モードなどは黄色っぽく、電球モードは青っぽくなるので、
かなり扱いが難しいと私は感じます。
JPEG撮影で心配なら、いくつかのWBモードで撮っておけばいいと思います。

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この記事へのコメント
こんちゃ(^ ^♪

面白いってのは重要だなと常々思ってます
セオリーからどう外していくか
とは思うのですが
そのためにはセオリーをしっかり理解していないと
ですね

写真って本当に奥が深い
難しい
だから面白いです
Posted by shinn.shinn. at 2021年07月09日 18:23
shinnさん
こんばんは!
写真はカメラ任せにすれば、そこそこ撮ることができますが
いろいろ工夫して撮る楽しさもあるので奥が深いですね。
なにか面白い撮影方法見つけたら教えてください!
Posted by ぜいぜいぜいぜい at 2021年07月09日 19:56
こんばんは!

タイトルを見ただけで「うわっ、難しそう!」と思いましたが、
やはり難易度が高いのですね。
もう、最後の方はついていけませんでした。
でも、スマホカメラにもWBってあるんです。
よくわからなくて、いつも10000の中間の5000ぐらいでした。
はぁ〜これを触るとこうなるんだー!
よし、今度触ってみます。

あ、本題は光を読むでしたね(゚o゚;;
Posted by オディールオディール at 2021年07月09日 21:14
オディールさん、おはようございます。
晴天で5500kになりますが、曇天でも6000kあたりじゃないかな。
基本はオートでいいと思います。
カメラは曇天の光は青っぽいので赤くしようとします。
このあたりは結構ややこしく感じる時もあるんです。
Posted by ぜいぜいぜいぜい at 2021年07月10日 08:06
こんばんは。

うーん、すてきな写真だらけですね。

その瞬間を切り取るにも、
知っていて、使いこなせる技術の裏付けが
あるんですものね!
Posted by eco2houseeco2house at 2021年07月10日 19:08
eco2houseさん

こんにちは!お返事遅れてすみません。
写真おほめいただきありがとうございます。

技術があれば応用は効くので、知らないよりは知っていた方がいいとは思います。
ただ、ご自身の感性というのはやっぱり大切で、技術にも及ばないものもあると思います。
そういう両方を磨けたらいいですよね!
Posted by ぜいぜいぜいぜい at 2021年07月12日 14:52
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