キャンプと温泉とカメラ

2020.9.12(土)～13(日）



展望台より

甲府盆地を見下ろす標高2052ｍのどっしりとした櫛形山、その中腹にあるのが県民の森グリーンロッジ。
界隈はエコパ伊奈ヶ湖という園内になっていて、北伊那ヶ湖、南伊那ヶ湖、菖蒲池
コテージやオートキャンプサイトが点在しています。

グリーンロッジキャンプ場は公共施設なだけあって、1人1泊￥200と格安。
無料、格安を信条としている我家なので安いは正義ですｗ

10時イン10時アウトなので、日曜にもう少しゆっくりしたいので、2泊分で予約します。
（ただし、月曜日は休館なので、日曜日に宿泊はできません、17時まで）

サイトは20、事前に電話予約ですが、サイトは選べなくて、来た順に選べます。
なので10時目指して頑張って家を出ます。

赤松と杉林の中なので若干暗め、夏場なら日差しを遮って涼しいですが、山の斜面にあるので
上の方のサイトだと荷物の運搬はしんどそう。。。
リヤカーが1台あるみたいでした。

駐車場から荷物を運び、相方すぐ休憩とか休みだそうとするので、
お天気に不安もあって、お尻を叩いてテントを張ります。
2ルームテント、相変わらず立てるのに四苦八苦で汗だくです。
とは言ってもやはり、9月の風は心地よく汗もすうっと引いていくようです。

サイトの一番上が展望台になっていて、甲府の街が一望です。(トップ画像）



相方、テントから離れた所にもうテーブルをセッティングして、早く休憩したくてうずうずしてます。

ですが10時にインしてお昼にはまだ早いので、、休憩する前に林道大久保平線の方にドライブしてみます。
桜池と言うちょっとしたため池があって、その先には増穂ふるさと自然塾があります。
こちらにも芝生のオートキャンプサイトがありました。

お目当ては氷室神社です。



目の前にはかなり急な手すりのない石段が575段。。。

段数は登ってから分かったことで、「途中まででいいから上ってみよう」という相方に騙され、
案の定、下から1/3あたりで朱色の中門？が見えてきて、「ここまで来たら上るでしょう」とまた騙されて
青息吐息でなんとか上り切りました。




ああ、しんど。。。



随身門・神楽殿・本殿とあり、古い建物ですが、絵画も施されています。
子持ちの狛犬が中々の威風堂々です。
裏手には樹齢1000年越えの大杉も鎮座しています。

相方が本殿の中に動物がいるって言ってて、ムササビかもしれないかな。

帰りの狭い急な石段はちょっと不安なので車道から戻りました。

いい時間にテントに戻ります。
いつものことですが、ビールを飲んでつまみをつまむともうお腹いっぱい。
夕飯のスペースをお腹に残します。

キャンプはほとんど似たような手抜き焼き焼きメニューですが、
生野菜もおいしい。



お肉やナス、トウモロコシなどを焼いて、火の暖かさが段々うれしい季節です。



夕食後にお決まりの星空を狙いますが、やはり雲が多くていまいちの写真ばかりでした。




翌朝は相方が焚き火でお湯を沸かしている音で目覚めます。
コーヒーをいれ、この朝の時間がほんとに好き。

残った牛タンのいぶりとネギをいれてチャーハンです。最近卵なしのニンニクチャーハンにはまってます。



この日もたっぷりな時間を確保したのに、ぽつぽつと雨が落ちてきます。
もっとゆっくりしたかったのですが、とりあえず中だけ片付けます。

テントを残して北尾根の見晴らし平まで行ってみます。
霧に包まれた林道はとても幽玄です。



平成峡を見て



展望台が残念ながら霧の中、富士山は望めません。
見所があちこちにあるので、観光もできて楽しめるキャンプ場でした。