キャンプと温泉とカメラ

2019.8.15（木）

こんにちは、ぜいぜいです。

森吉に入って次の朝です。

今日は桃洞滝まで往復8.4kmの道のりを歩く予定です。

最初の予定では、桃洞滝まで散策してから宮城まで下って次のキャンプ場まで移動するものでした。
でも、あまりにもこの青少年野外活動基地 親子キャンプ場が居心地が良すぎるのです。

問題は食材、買い出しに行く街中まではかなりな距離なので、どうしたものかと食材のチェックをすると
焼きそば、野菜、おつまみなど結構残っていたので、ぬるいビールさえ我慢すれば足りそうです。

ということで、ここにもう一泊することにします。

さて、桃洞滝に向かいます。
キャンプ場から森吉山野生鳥獣センターまで車で移動、途中ほっかほかの熊くそが、が、が。。。

それも2か所！

野生鳥獣センターを見学しながら、職員の方に

熊糞が。。。というと、こともなげに

道沿いの植物が実をつけ始めましたからね～

ってそこじゃね～熊注意じゃないのか～って心の中では思いましたが、引きつった笑顔で私も相槌ですｗ

不安を抱えて歩き出します。
ハイキングのつもりだったので、熊鈴とか、まさか持ってきてなかった。。。
でも、ここって結構熊密度高いんだった。。。

ほとんど平行道なので相方の膝への負荷も少ないかなあですが、無理なら引き返そうということで出発です。






森の中はいい具合に日差しが遮られていますが、台風接近中で蒸し暑さはそこそこあります。
ブナや初夏の名残の草花が目を楽しませます。








森からノロ川沿いの道に出ます。
秋田は雨が少なかったのか、川の水もほんとに少ないです。

途中休憩した赤水渓谷との分岐で背後でどさっと何かが落ちる音がします。
熊かと思って、叫びたい寸前ですが、熊は叫ぶと興奮して襲ってくるので、ここはこらえて

熊か？

と言ってみます。何事もなかったので、安心してまた歩を進めます。









水道水のが冷たいだろ

と文句を言いながら、暑い沢を歩いていきます。

そして、いよいよ桃洞滝が見えてきました。
変な形で有名ですが、

これは桃だ！

と、自分に言い聞かせてしばし鑑賞します。





これ水量が多いと、もうちょっと何とかなるんですが（何がだ）
何分水量が少ないので、ほんとあからさまです。。。相方だけ喜んでいました。

帰りも暑さに耐えながらの道すがらです。
いよいよ相方、膝が厳しくなって、先に行ってくれと言うことで、熊が怖いですが、
森のくまさんを歌いながら、先に歩きます。

あまりにも喉が渇いて森吉山野生鳥獣センターに着いたら、飲み物買おうって思っていたら
自販機ありません。
しかたなく

これは飲めません

の水を蛇口からがぶがぶいただきます。
人間なんだって出来るもんですｗ

そんなに遅れずに相方も戻ってきました。

青少年野外活動センター管理棟でも自販機がなくて、がっかりしていると通りすがりの秋田の方が
飲み物ありますからって出してくれようとしまして、ああ、なんとご親切なと思いましたが
さすがに、この山中で飲み物分けたら、あなたたちが困りますからということで、丁重に辞退しました。
いや、ほんとにうれしかったです。

テントに着いて、若干ぬるめではありましたが、ビールがおいしかった！
午後は日陰で読書したり、ハンモックにゆられたりとお互いのんびりくつろぎます。



昨日の宿泊者も数えるほどでしたが、さらに減って、また数組やって来ます。
といっても広すぎて、お互い干渉しない距離なのです。





夕方から台風の影響でいよいよ風が強くなってきます。
我家は木々で遮られる場所に張りましたが、吹きさらしに大きなテントを張った家族が、
いよいよテントが耐えきれなくなって、夜中の2時頃だったか、風雨のなか撤収して帰って行きました。
やはり、自然の中ですから厳しいときもありますね。

無事に一夜明けて、朝ゆっくりしてまた観光しながら、次の目的地に向かいます。