さすらいキャンプ最終章
いよいよ南紀の旅も4日目になりました。
キャンプ場から熊野本宮大社に向かいます。
河原の無料駐車場に停めて、まずは大斎原へ
ちょうど田植えの時期で、子供たちが手植えで苗を植えています。
この場所だけ手植えなのかと思ったら、裏手でも大人が手植えをしていました。
明治22年の大洪水によって流された大斎原の社殿は、明治24年に上四社が現在地へ移されたそうです。
いまは日本一大きな鳥居と、中社、下社、末社の神様がおまつりされているそうです。
さあ、お参りしましょう。
平地だと思ってたら、ここちょっと高台なんですね。
また階段かと心の準備でしたが、意外とあっけない段数です。
人が多くてろくな写真が撮れてないです。ここから先は撮影禁止なので写真はここまで。
本殿は那智大社と速玉大社の朱塗りのものでなく檜皮葺(ひわだぶき)の屋根に彩色のない白木の社殿が
とても私好みなのです。
熊野本宮観光協会よりお借りしました
なんと厳かなのでしょう。
お参りには順番があってそれにのっとってお参りましす。(5宮、お社があります)
念願の熊野三山のお参りもできて、とてもほっとしたような、晴れやかな気分です。
最後にもう一か所玉置神社にお参りします。
熊野三山の奥宮的な位置づけなようで、玉置山山頂は大峰奥崖道が通じます。
樹齢3000年の神代杉を始め、1000年クラスの杉が境内を囲みます。
駐車場から山門をくぐり20分程山道を歩くと境内です。
斜面を彩るシャクナゲがちょうど盛りで、かわいい花をつけています。
苔むした石段に歴史を感じます。
紀元前に始まると言われる由緒は、玉石をご神体とした玉石社の自然の中に神が宿るという由縁で
古代の息吹も感じます。
行きがけに清納の滝に寄り道しました。
車道からもすぐなので、ぜひ立ち寄るといいですよ。
神様の地を巡れて、今回はとても有意義な旅になりました。
和歌山や奈良はまだまだ巡りたいところがたくさんあるので、いつかまた機会を得て来たいと思います。
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