太陽の昇る少し前、東の空に眉のように細い三日月と金星が上がる。
この日はほんの1時間程の逢瀬の時間を月と金星は迎えます。
やがて太陽が昇ると同時にその逢瀬も空の中に消えていきます。
儚くも美しい逢瀬でした。
私にとってのキャンプの楽しさは、こんな朝夕の空が描く美しい風景を見ることができること。
屋外で過ごすことで得られる一番大きな醍醐味ですね。
今回は山梨県の櫛形山の中腹にある県民の森グリーンロッジキャンプ場に泊まりました。
登山をする人なら、「ああ、登山口にあるキャンプ場か」とすぐにわかる所にあります。
通年営業ですが、冬季は長野県のようながっちりした除雪車がないので、道路脇に雪が残るので離合注意みたいです。
あと、冬季はトイレと炊事場の水道が止まるので、道路を挟んだ反対側の建物のトイレを使うようになります。
もちろんキャンプ場のトイレと同様、洋式のきれいなトイレです。
前回レポ
2020/09/16
2020.9.12(土)~13(日)展望台より
事前に電話予約で、当日受付順にサイトが決まります。
テントサイトは20区画でわりとゆったりと利用できますが、
山の斜面のサイトもあるので、運搬はそれなりの覚悟も必要です。(リヤカー1台あり)
今回も平地のいい場所に設置することができました。
さてビールのはずですが、北伊那ヶ湖まで散歩に出かけることにします。
冬季は車は北伊那ヶ湖までは進入禁止になるので、キャンプ場の山道から歩いて下って行きます。
湖までは杉の植林で変化はないですが、湖が見えてくると自然林も現れてきて、
湖面のきらめきとともに目に飛び込んできます。
おだやかな陽気で、まだ寒波も降りてこないので、湖面は鏡のようになめらかで、映り込みが素敵です。
ぐるっと一周して、杉林の中を登って行きます。
1時間位な散歩だったけど、うっすらと汗もかいて、ビールおいしい~
冬場、焼き芋はお約束
今回もストーブと焚き火台のこれでもかの火器攻勢なので、屋外でも寒さを感じません。
私としては、ワンポールテントを買って、おこもりキャンプしたいんですけど、
相方が周りを布で囲まれた中では嫌だって言うんですよ。もちろんタープも嫌いらしい。
そんななので、屋外の原始人キャンプに甘んじているんです。
お肉もたくさん食べて、キャンプって太るよね。。。
さてさて、忘れてならないふたご座流星群ですが
夜中の1時に目覚まし掛けておいたんですが、起きられなくて。。。
4時頃はっと目覚めて、外に出てみますが、何となく明るくなりそうな気配。。。
南の空はもうオリオン座も沈んでしまったので、仕方なく北斗七星を撮影。
そしたらなんと流れ星が4つうっすらと映ってました。
ちょっとぶれてるし今一つですが、証拠写真ということでw
翌日は南伊那ヶ湖まで散歩します。こちらはキャンプ場からすぐ目と鼻の先です。
コブハクチョウが1羽いて、歩いていると餌をもらえると思って寄ってきます。
北伊那ヶ湖ほどうつくしくはないですが、この下に菖蒲池もあって、鳥さんも結構鳴いています。
時間を延長してゆっくりとくつろぐことができました。