カメラレンズの望遠側でいろいろ撮影してみよう 写真講座5

ぜいぜい

2021年06月14日 21:21

2021.6.12(土)~13(日)

丸火自然公園グリーンキャンプ場




ブログ開設2周年になりました。
皆様に見に来ていただき、キャンプの楽しみもブログを書く楽しみも両方頂きました。
ありがとうございます。これからも当ブログをよろしくお願いしますm(__)m
いよいよ関東甲信越地方も今日から梅雨入りだそうです。
草木はいっそうの瑞々しさを増し、生き物たちは一層活動を活発にしています。

キャンプの時期これからは虫が鬱陶しくて嫌ですよね。
でもちょっと待って。
そんな鬱陶しい虫たちばかりではありません。
短い一生の間につかの間のロマンスを育み、子孫を残しそして消えていく昆虫たち。
そんなはかない昆虫たちをぜひ自然いっぱいなキャンプ場で追ってみてはいかがでしょうか。

生き物全般そうですが、近寄りすぎると逃げてしまいますよね。
そこで望遠レンズの出番です。
運動会の愛息子、愛娘を撮影するだけが出番じゃないですね。


鳥さん、と言いたいところですが、この時期は大分木々も葉が生い茂ってきていますので、
鳥さんを撮影するのは夏場はかなり難易度が高くなります。

今回は蝶を追ってみることにします。
蝶は意外と動きが緩やかで花に止まっている時間も長く、同じところに何度も来ます。
まずお手持ちの望遠レンズで手頃なサイズで撮れる距離を自身で確かめてみてください。
F値は開放(一番小さい数字)で撮影すると、蝶や花だけを特化して背景はかなりちゃんとボケます。





季節柄、ウツギが別名卯の花ですが満開を迎えています。

ウツギの名は、幹が中空であることに由来します。

蝶はジャコウアゲハと言います。クロアゲハより尾状突起が長いのが特徴かな。


トップ画像は前面に葉を介しているので、なんとなくグリーンに覆われているように見えませんか?
前ボケなのですが、葉のボリュームが少ない分、幻想的になるかなと。
トップ画像もこちらの画像も三分割構図の分割点に蝶を配しています。



こちらは三分割法から蝶の位置をずらしています。
その分、マルハナバチを三分割構図の分割点に配してみました。
普通は三分割構図の分割点に主役がくるのですが、私はこの構図を壊したくなかったので、
マルハナバチに活躍してもらいます。






こちらはオオシオカラトンボです。
じっとしていたので、もしかしたらまだ羽化したばかりかもしれません。
オオシオカラトンボの♂は、黄色で羽化して、成長に従って黄色と黒色が消失、水色に変色するようです。





高原でも様々なお花が咲き始めます。

ピンクのササユリが時期を迎えました。静岡以西の中部、四国、九州に分布します。
神奈川では見たことがありません。
似ている百合にヒメサユリがありますが、東北の一部の地域にしか咲いていません。






あちこちに咲き始めたシモツケ
ちなみにシモツケソウは草でシモツケは木なんですよ。





トリアシショウマは大好きな山野草





ガクアジサイも日陰にひっそりと咲いています。





芝生広場にさいているのはニワゼキショウ、小さくてかわいい花





最後の木はヤマボウシ、遠くの木々もサクッと撮影できて、望遠大活躍でした。




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