鳥さんを追う休日

ぜいぜい

2021年03月16日 13:24

先週の土曜日と打って変わって、日曜日は晴れやかな空が広がった。
そんな日は、鳥さんでも追いかけてみましょうか。


子供の頃の虫取り網が、大人となってカメラに変わった。
その時どきの生き物を追い求める気持ちは全く変わらない。そう、楽しさしかないのです。

エナガは、まずすばしこくて、中々一とこにじっとしていない。
猛禽類から身を守るために、見晴らしのいいところにも中々現れてくれず、大概は藪の中に留まります。

探すときのポイントはまず鳴き声、それから鳴き声の方向をじっと目を凝らして探す。
それのみです。
地味な鳥さんは木々に同化していたりして、ますますわからない。

エナガは群れで行動するときも多く、
移動の場面に出くわすと、なんだかもうわらわらしてしまって、1羽も撮れないなんてことも。。。

それでもふと小枝に止まっていたりすると、なんとかピントを合わせて。。。なのですが
遠くの小鳥にピントを合わせるのも至難の業で、失敗写真を量産するばかりなのです。



たまたま近くに現れると、もう心臓がバクバクしてしまって、撮れた時はほんとにうれしい!

さて、この時期は冬鳥は、そろそろ北や高山に帰り、夏鳥が南からやってきます。
渡りの途中にちょっと日本に立ち寄る、旅鳥もいます。そして、渡りをしない留鳥など。

長旅の鳥たちは集団で移動するようですが、渡りの場面に出くわしたら壮観でしょうね。


春はまた鳥の求愛の季節
恋の季節と言いたいのだけれど、メスにしたらより強く元気なオスを見定めるための厳しい選別の時期
オスはメスに気に入ってもらうために、
羽の色つやをよくしたり、いいさえずりを維持したり、健康に気を付けて?一生懸命にメスにアピール
完全なる買い手市場。。。中々大変なわけです。

そして無事カップルになると巣作りで大忙しです。






エナガの巣づくりは、コケ、クモの糸などから始まって、羽毛は最終段階、産床に敷くようです。
あと2ヶ月もするとかわいい雛たちも巣立っていくのかな。
そんなちっちゃな子たちも見てみたいな。

と、悪戦苦闘のエナガでしたが、家では最近朝の決まった時間にアオジのつがいがやってきます。
こちらはこたつにあたりながら窓越しの撮影と、エナガのあの苦労なんやねん。。。なのでした。











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