蔵王坊平国設野営場
ここ数年はお盆休みは東北へ行くのが我家の夏休みです。
酷暑の関東から少しでも涼しい東北へというプランはなんとも魅力的ですが、
最近の酷暑は全国津々浦々もれなくで、東北も例外ではないようです。
それでも朝晩の涼しさは、やはり北の国ならではではないでしょうか。
深夜割を利用するため、3時には自宅を出発します。
やはり観光バスがいないせいか、高速は随分空いていて、快調に北を目指します。
高速を降りて蔵王エコーラインに入るとそこは高原の佇まいです。
途中滝を見ながら涼しさを感じます。
三段の滝
三段の滝下段
不動滝
前回はお釜まで登りましたが今回はスルー
やがてキャンプ場です。
前回はサイトを求めて右往左往し、やっとぬかるんだ場所にテントを張ることができましたが
今年はコロナの影響でしょうか、テント場は空いていて、よりどりみどりです。
とてもいい場所にテントを張ることができました。
ハンモックを張り、本のページをめくります。
ページも進み飽きれば、お昼寝という贅沢な時間を延々繰り返す。ああ幸せ!
夜には光害のない山間での天の川の撮影です(トップ画像)
ゴジラ、オーロラに吠える???
なんて遊びながらの撮影です。
2日目は雲が多く残念ながら撮影はできませんでした。
翌日は買い物のために山形の上山まで向かいます。
そして楽しみにしていた蔵王温泉に向かいます。
前回は「蔵王温泉 大露天風呂」でした、こちらは河原に沿って露天風呂があり、河原の温泉も入れます。
今回は「すのこの湯 かわらや」です。
以前は旅館を営んでいたようですが、火災に遭い日帰り温泉に転用したようですが、お泊りもできるようです。
足元のすのこから湧く温泉は空気に触れず新鮮で、
蔵王ですからお湯は熱く、掛け湯をして徐々に体を慣らしながら浸かります。
微かな硫黄の香りが心地よく、ここに居合わせた人たちと温泉の風情を味わいます。
そもそもキャンプをするというそのものこそが、時間と自然を優雅に使う行為そのもので
なにが贅沢と言ってこんな贅沢はないなあとつくづく思うのでした。
キャンプ場:和式水洗トイレ、身障者用トイレ、炊事場あり、1泊1人¥350
スノコの湯 かわらや:¥500 源泉掛流し
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